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2017年05月22日

自動車を抹消登録するメリットについて

地方に暮らしている年配の方など、車庫や敷地内において使わなくなっている車をそのまま放置していることがあるでしょう。つまり、抹消登録の手続き方法について分からない、そして、手続きに行くことが面倒などの理由によってそのままにしているのなら、できるだけ早く抹消登録を行ったほうが良いでしょう。理由としては、抹消登録を行うことによって得られるメリットがあるからです。

車にかかる税金をストップするメリット

車を使っていないのだから税金は払わなくていいでしょう、といわれるのは無理な話となります。つまり、その車を使っているかどうかについては本人にしか分からないでしょう。つまり、陸運支局にて所有している車を使用しないといわれる申請をすることによって納税義務がなくなるでしょう。

そして、この手続きを登録抹消手続きといって、一時登録抹消や永久登録抹消があり、長期出張や入院など、車を一時的に使用しないといわれる場合には一時登録抹消となって、再登録することによって再び公道を走行することができるようになります。

つまり、車が壊れているなど、二度と車を使用しない場合には永久抹消登録となって、車両を解体した後に申請を行います。

自動車にかかる税金の種類について

また、自動車を購入した際にかかる税金に関しては、新車に関してはもちろん、中古車を購入する場合にもかかる税金があります。また、自動車取得税については抹消登録によるメリットはないでしょう。また、毎年4月1日時点においての車の所有者に対して都道府県より納税通知書が送付されます。

そして、基本的には所有者に関しては、ローンによって車を購入し、所有者が信販会社やディーラーとなっている場合については車の使用者が納税するようにします。つまり、抹消登録を行うことによって、自動車税の納税義務はなくなるでしょう。

なお、4月1日に課税されているため、年度途中にて抹消登録を行った場合には、既に納税されている金額を月割計算した上で、差額分は還付金として返金されるようになります。

自動車保険の解約または一時停止

また、新車を購入した時や車検時において課税される税金については、3年あるいは2年に1度、車検による法定費用として支払います。つまり、抹消登録を行うことによって、既に納税されている金額を月割計算した上で、差額分は還付金として返金されるようになります。

このようにして、抹消登録を行うことによって納税義務がなくなって、既に納税されているものには還付金として返金されますから、面倒な手続きにおいても大きなメリットが返ってくるでしょう。

しかも、使わない車に対しては自動車保険は必要ありません。ただし、自動車保険の解約に関しては少し注意が必要となります。そして、自動車保険に関しては等級によって保険金額が変わり、また、廃車にする車の等級を引き継ぎたい場合には中断証明書を発行してもらいましょう。

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