廃車でお困りのことを解決する「廃車MASTERブログ」

2018年09月10日

走行距離でみる、車を買い替えるタイミング

新車の寿命は10年と言われています。しかし内閣府の調査によると、乗用車の買い替えサイクルは伸びています。乗用車の平均使用年数をみると、1996年では約9.2年であったが、2015年では約12.4年と3年程度伸びていました。

日本の車の使用平均は1年でおよそ1万キロと言われています。これを考えると、平均の走行距離はおよそ12万キロ使用されている計算になります。それでは寿命が10年と言われている理由はなんでしょうか。それは2つあります。

1つは、タイミングベルトの交換が約10万キロを目安にされているからです。このタイミングベルトが切れると、車を走らせることができなくなります。10万キロ超えたからといってすぐ壊れるわけではありませんが、この部品の交換が一つの目安となっています。

2つ目の理由としては、自動車税などの税金の増額が理由にあげられます。自動車税は、所有している年数が長いほど増額されます。ガソリン車の場合は13年経過で増額となるので、10年というのが1つの区切りとして考えられています。

この2つの理由から、車の買い替えや廃車の目安として走行距離が10万から12万キロとみられています。車は定期的なオイル交換やメンテナンスをしっかり行っていれば20年以上乗ることができます。もしあなたが今のっている車がお気に入りであれば、車の買い替え時期はあなたが「買い替えたい」と思ったときでしょう。

Archive